2014/10/27

WIRED CONFERENCE 2014 #wiredcon に参加した時に取ったメモをそのまま投稿してみる

先日、10月10日に虎ノ門ヒルズで開催された
WIRED CONFERENCE 2014 未来の都市を考えるに参加してきました。
通常業務の合間を縫って参加して、一応オフィスのみんなに後日共有する為に必死でメモをとってました。
いやー、とはいえ休憩挟んで約7時間、相当濃くて展開の速い話がどんどん出てくる。

ほんとは後からいい感じに要約しよう、と思っても7時間の話をまとめる力も無く。
そのうちネットメディアとかに誰かがまとめたレポートとか出るかなーと思ってたけどそれも今んとこ無いみたいなので


とりあえず、当日走り書きしたメモをそのまま公開してみます。
正直、途中で集中力が切れたりトイレに行ったりしたので所々間違った解釈をしてるかもしれないんですが、その辺は大目に見て下さい。
※もしくは僕のtwitter宛に指摘頂ければ後日修正します。

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[第一部] TECHNOLOGY 都市は進化したがっている。
10:00 「都市はテクノロジーである」WIRED 創刊編集長 ケヴィン・ケリー

※ケヴィン・ケリーの基調講演的な内容。以下基本的にケヴィンの発言をそのまま可能な限り記述。


技術、テクノロジーとはそもそもなんなのか。

わたしはダーウィンの時代”以前”を考えている。
その頃、いろいろな発見があったが理論は存在しなかった。
きちんとした理論がなく、理論がうまれて様々ぎ技術や事実が整理された時
そこに進化という定義がうまれた。

いまの時代も、実はこの状況に似ている気がする。
色々な技術、先端研究が枠組み、フレーム、理論で結ばれていないと思う。

技術とはなんなのか。
それはわたしたちの周りにあるもの全てを指していると思う。
最も身近で何にでも当てはまる。
課題を持ち、作られたものは全て技術であり、新しいものを技術とは呼ばない

技術には、個々に「アジェンダ」=やるべきこと、がある

その個々のアジェンダを全体で統合するシステムとは何か、どうあるべきか

例えば生物学・自然界的には、DNAがそのシステムと呼べる。
しかし、自然界や生物ではなく「情報」のシステムとは。
0101010・・・・・のデジタル信号の羅列・信号がシステムの一つともいえる

では、生物・自然界における進化のように、情報社会の【進化】とは?
生物の進化も、その過程が複雑なだけでなく、いまこの世界にある生物はすべて多岐に渡って進化しており【複雑性】を有している。

複雑性は、単純に一方向に一定のスピードで進まない。
複雑性とは、爆発し一気に散らばる。そのままの自分でいよう、いいところを伸ばして次に進もう、
時には理解できないような方向に突然変異もする
<エクストロピー>がある。
 →※混沌の逆、どんどん整理されていく状況

ひとつだけ確かなのは、必要に応じてでは無く、生物や自然界のものはみな「ひたすら進化しようとする」
これは不可逆で必須の流れ。
それは情報通信と統合され複雑化していく今後の技術発展においても同様と考えている。

※ひとつの技術は進化の過程でいろんな方向に進むよね、のスライド

技術が進化した時、いい方向に傾く事、悪い方向に導かれる事、両方の可能性がある。
わたしたちは、いい方に1%でも傾いたもの、傾けるための過程が【進化】だと考えている。

当然、悪いほうに進もうという動きがあることも否定できない。
しかしそんな時、無視したり潰したりするのではなく、議論し、いい方に進むようコミュニケーションすることが大事なんだ。

もっともやってはいけないのは、技術の進化を止めめようとしてしまうこと。
悪いと思うからといって止めてしまう事が最もよくない。技術が新しい技術を必要とすることがあり、
そこにジレンマを感じた時でも、その過程が進化だということを理解すべきだ

例えば、農薬は散布することで自然界に悪影響を与え、悪い技術として認識されたこともある。
しかし、その技術は途上国で害虫や衛生環境を是正するために使われた
※技術を進化させるときに意識すべきポイント、つって表示されたスライド
都市は、技術とその進化の過程で生じる「複雑性」の融合体。
地球は、=都市ともいえて、地球の中に都市があるのではなく、地球自体が1つの都市。
いままでに私たちがみたことのない「地球と言う大都市」が生まれている

また、技術は必ずしも技術的なものだけでなく、文化や芸術にも影響を与える
モーツァルトが生まれた時、ピアノが存在してなかったら?
ヒッチコックの時代に映像技術がまだ未発達だったら?
今日の私たちの【エンターテイメント】は全く別の形になっていたでしょう

進化、未来は1種類ではなくいろんな方向に進む。これは考え方ではなく[進化の過程と一緒で必然]

人間の脳はとてつもない複雑さと情報量を持っているが、いくら進化しても突然容量が2倍の大きさにはなることは無い。
しかし、脳内を繋ぐ信号を工夫する事で無限の能力を秘め、能力を発揮している。
この、脳と信号の関係を「技術」と「情報通信」に置き換えて考えてみてください
地球・都市の可能性はもう限界にきた、と思えますか?

都市は、一つの有機体のように「行動」している。株価の変動や自然の驚異、もはや誰かがコントロールしているのではなく、なにかの意思に基づいて動き、変化している。
熟慮して行動する人間のようにではなく、進化に向けてただ自然と常に変化し続けている

(以上)


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10:40 「都市はどこへ向けて進化しようとしているのか?」ケヴィン・ケリー × ライゾマティクス齋藤精一の対談


※以下、対談と言うよりもケヴィンの大ファンである齋藤さんによるインタビューといった感じ。


ケヴィン:わたしは都市に住んでいて田舎で隠居はしていない。なぜ都市に住むかと言うと
選択でき、自由があり、機会がある。
そしてそれを自分で活かせるから、です。

--インターネットの発達で都市に住む必然性が減ったと思いますか?

ケヴィン:もちろん、インターネットはとても便利で格段の進化を遂げて生活を便利にしていて
遠隔地に住む人を便利にしたでしょう。しかし都市に住むことを完全に代替できないと思います。

先に話したように、機会と選択の回数や濃度は都市に住むうえで代えがたい。

シリコンバレーでも、サバティカルという日を設ける文化がある。
要は「ネットに接続しない日」
時に情報通信から距離をおくことで、わずか1日でも【断絶】から戻った時に普段思いつかないようなアイデアが生まれている
「コネクト」も大事だけど「ディスコネクト」がイノベーションの鍵になる事がある

--将来、未来は映画のマトリクスのように情報通信技術の発達の結果あまり歓迎しない世界が広がっていると思いますか?

ケヴィン:正直、思ってません
もちろん、ネットサーフィンで時間を浪費することもあります、amazonで買い物をし過ぎる事もあるでしょう
しかし、一生それに没頭はしない。コネクトとディスコネクトのバランスの話にも繋がりますね

勿論危険なストーリーがあることは否定しない。
わたしは、WIREDに「テクニウムはマップのようなものだ」という記事をアップしました
※後日該当記事を探しましたがなぜか見当たらず。。。

要は、地図がそこにある。行先を指定されていないしどこにいけという指示もない。
選択と自由がそこにある。
いま日本には、反原発の人もいるでしょう、原子力の技術を恨む人もいるでしょう
しかし、技術とは進化し、世の中も飛躍的スピードで進んでいる。
先に述べたように技術から少し距離を置く事も大事だが、止める事はできないんです。

議論し、利用可能かどうか決めることが大事です。法やルールで禁止したりすることはできないんです。

未来都市をテーマにした「バーニングマン」というものがある7万人程度が集まり、未来の都市はどうすべきか?という思想を持った人が実験をし、数週間でまた帰る。
 参考:URL http://gigazine.net/news/20130905-burning-man-matome/

シリコンバレーもそうですが、「一つの思想や考え方」を持った似た人が集まり都市を形成しイノベーションを起こす。
多様性と言うのは常に混沌としてるわけではなく、このように同質性を帯びた人が集まる事すら内包している

P2P技術を中心に、都市は「なにかの行動」と「それに対する反応」のレスポンスが早くなっていってます。
ここにいる私たちは、いま香港で何が起きているのか大体知ってますよね?(※デモ)
都市は5000年の歴史があるが、今後の変化スピードは加速度的になりますし、それは必ずしも物理的な変化だけでなく
建物はあまり変わり映えしなくても、その都市に流通する「情報」と「レスポンススピード」によって成立する。

100年後、都市に全て電気の車や見た事の無い動力で走る何か、があている事もあるでしょう、
しかし「都市の変化」とはそんな上っ面なものに限定されていません。
仮に電気の車や空飛ぶ車が走っていなくても、そこに行きかう人や物が【情報】と【レスポンス】の様変わりをしていたら、これが本質的な変化なのです。

通信・レスポンス、というとソーシャルメディアをはじめとした【繋がる】というものがキーワードになるが
「同じような考え」を持つ人と会うよりも【違う事を考えている人】と会うために、都市に住み、旅を続けています。

--(会場からの質問)技術が進化する中で、新しいもの好きの人と、新しいモノ・変化を恐怖と感じる人もいますよね、そのギャップを埋めることについてどう思いますか?

ケヴィン:わたしは、周りの人に「新しいものをどんどん使えよ!」とは全く思わないんです。
そこに「使わない」という選択があるならね。
「新しいものが使えてない」ことを恐怖や懸念と感じたりする必要はない

ただ、新しいものを【使いたくても使えない】という持たざる者(途上国・貧困)の話もあると思います。
わたしは、「後から手に入るのか」どうかが大事だと思います。
技術は「いつが活かされるタイミングか?」が大事

遥か昔、携帯電話は裕福な人がもつスペシャルなものでした。
でもいまは、ここにいるみんなが持ってますよね?

そして怖いなと思うのは「みんなスマホを持ってて繋がれる」の裏側に「繋がれない」ディスコネクトな存在がいることです。彼らは選択できていません。選択できる権利をどのように持ってもらうかは考えるべきです。

(※このセッションここで修了。なんかAI(人工知能)についてもっと話したそうだった。)

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11:20 「3Dシティ ものづくりが都市をドライヴさせる」ディエゴ・タンブリーニ
(製造業に関するアメリカ(西海岸ベイエリアやNYの)プレゼンぽいセッション)

3つの変化が起きている
・製造
情報の共有手法が変わってきている、遠隔地とのコミュニケーションだけでなく
そもそもプロジェクト自体が企業・団体の垣根を越えてプロジェクト単位で離散を繰り返し始めている。製造業に関わる人が遊牧民的になってきている

知的財産も変わり始めている、秘匿にするのではなく共有できるようになり、共有するようになった
そしてコンピューティングによる解析力がクラウドの発展によって大企業だけのものじゃないものになっている
製造方法は3Dプリンタによって、サプライチェーンは大規模な工場を必要とせず(自動化・ロボティクス)、資金はクラウドファンディングが、それぞれ変化をもたらしている

・消費
そもそも需要は細分化しはじめてます。
アメリカにはベビーブーマーと言う世代がいて、画一的でこの人たちに製品を提供するのは非常に楽(らく)だった。
しかしこの次の世代は「自分が必要なもの」を買う。
そして「自分にあったものにカスタマイズしたがる。」
大量生産・大量消費の時代じゃなくなっている

・商品
近年の大きな変化は「全てのものにインターネットアドレスが存在しはじめている」
モノのインターネット(IoT)と呼ばれ、通信し合う。ということは
拡張性が出ているということ。完成された製品を作ることではなく、拡張性があるか
それを第三者が拡張できるようにしてあるか?が大事。
ソフトウェア的にアップグレードが後から可能になった
【完成されたみんなが使う製品】を創るという考えは、もはや終わっている

・イノベーションの形
ホビイスト・・・(MAKERS)彼らは楽しいからものを作る。儲けや商売の為では無い
ハードウェアスタートアップ・・・既存概念や既存顧客、株主にしがらみのない存在がモノを作る

しかし、彼らが既存の大企業を駆逐するわけでは無く、相互補完関係にある
大企業にはサプライチェーンという試算があったり。

大企業はマスす製品を出し、スタートアップはニッチ市場の細分化されたニーズに製品を出す。
近年3Dプリンタによって後者の実現性が高まったのです

工場はクリーンで、モダンで、エキサイティングな場になっている
一時期の【辛く、汚い、嫌な】場所ではなくなっている。要は楽しい場所になってきている

・研究機関に近く、
・優秀な人材がいて、
・消費者は地元で作られたモノ、を好み・購入し
・働きながら都市生活も楽しめる
→僻地に作られた大規模工場での重労働の時代から、都市型のモダンなモノづくりがはじまっている

ブルックリンでは、使わなくなった工場を買い上げてそういったコワーキングものづくりスペースがあり、
いまは1年で「25億ドル」の売り上げを生んでいる

自律的で、能動的なアクションがこういった成果を上げ始めている。
トップダウン・受動的なマインドでこういったものは生まれない。

こういった動きには、政府、地方行政、民間がひとつのコミュニティを形成し、大きな動きを作っていく事が重要
・スタートアップはモノを作り始める
・大企業は大規模生産への飛躍や市場性などスタートアップができないところを担う
・政府や地方行政は彼らが活躍できる環境の整備だけでなく、税の優遇、国内外へのプロモーションを担う

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[第二部] ARCHITECTURE 新しい建築、新しい都市
都市は問題に直面している。食糧問題、エネルギー、医療、災害、高齢化・・・・
どのように立ち向かい、新しい都市や建築の形とは?
13:00  「快楽的サステイナブル都市をめざして」ビャルケ・インゲルス

・コペンハーゲンにある、サッカー場の建築プロジェクト通じた話
屋根を、ボールを人が投げる曲線と同じカーヴを描くように設計している


自分たちが手掛けているあらゆる建築プロジェクトはこのカーヴの描き方に機能性を加えることに拘っている
見た目がきれい、ミステリアスというだけでなく、障害を持つ人が移動しやすい、アクセスしやすい機能を持たせるために、このカーヴは重要です。

(以降事例の話が10分ほど続く)

スイスに作った工場のプロジェクトにおいて、一つの壁に当たった。
素晴らしい自然が広がる土地に、どのような建築物を作るか?
いくつものデザイン案が出たが、どれも自然をゆがめたようなものに感じられた。

そこで、工場で作っている「時計」の内部機構にヒントを得ました。
らせん状で、ねじが入り乱れる、回転体を建造物そのものに投射し
内部がらせん状に広がる形に着地しました。

中には一切柱が無く、開放的で、内部を移動する時に歩きながら物語を感じ・考えることができる。そして素晴らしい自然の風景に融合している。

このゴールに向かう上で、その過程で作った没案は全て不必要なものだったか?
そうではない、その試行錯誤と様々なアイデアがあったからこそ、このゴールに辿りつけたのです。

自分たちの事務所では、たった一つの建築物のために
膨大な数の試作品を作りますが、そこでLEGOが大活躍しています。
組み合わせ、組み立てる事で3次元でのプレゼンテーションができます。

先日竣工式のあったコペンハーゲンのレゴの本社の中心には、
レゴを積み上げた形を模倣した、一つの集合施設を作りました。
いわば、レゴを積み上げる事でひとつの山を作りました。

そして、先日コペンハーゲンで行われたカンファレンスでは各界著名人や元サルコジ大統領が集まり、サステナビリティ(持続可能性)に関する議論をしましたが、
【大失敗】に終わったのです。

それはなぜか、「持続可能性の為に生活の質を落とそう」という方向に動いた議論はそれ以外の可能性について議論がでませんでした。
もっと楽観的なサステナビリティの可能性は無いのでしょうか?

EIGHT HOUSEという3Dにすることで公共生活空間を拡張するというプロジェクトについて
※ビャルケインゲルスの事例はこの辺参照
http://wired.jp/2014/09/23/ingels-future-plans/

地球上にはいま様々な異常気象・気候変動が起き、ニューヨークでは
洪水の危機にさらされるようになった。都市を災害から守るための建築というモノは?
→BIG Uというプロジェクトについて事例紹介

デンマークに作った発電所は、ごみを原材料とし、プラントで処理し、
その発電所をスロープ状にし屋根の部分をスキー場にしました。
ごみは減らすものではなうリソースであり、発電所は場所を取るものでは無くスキー場と共存するもの。

※左側のスロープがスキー場&発電所

世の中の色々な現象とリソースが繋がることで、何かが作られると何かが奪われたり
なにかを作ると廃棄物が出てしまう、という従来の常識を覆す事ができる。
こういった考えが今後の都市の建築には重要だと思います
 ※INFORMATIVE CREATIVE DESIGNというコンセプトで、ビャルケの事務所は仕事をしてる

--(会場からの質問)周囲とプロジェクトを進めるときに気を付けるべきことは?

物理的なエビデンスが大事だ。企画書や設計書にはなんの価値もないし、なんの説得力もない。
物理的にモックを創る、それを見せる、形を目のあたりにさせる、これに意味があります。
デザインプロセスを具体的に、物理的に見せる。具体的であればあるほど、そこに住む住民からのインプットも多く得られる

--(会場からの質問)わたしはソフトウェア開発者でそこにも設計の概念があるのですが
 建築における「情報設計」で重要な事はなんですか?

アークテクチャーを考えるということは、【原則】をオーガナイズすること。
形・形状が機能に自然に従うとはいえ、その機能や形状はいろんな要素に影響される。
だから、まず最初の分析が大事です。建築においては「気候条件」の影響と言うのは他の何よりも大事、要は『一番クリティカルなのは何か』を考え続ける事ではないでしょうか

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13:50 「コンピューテーショナル・アーキテクチャーと新しい都市のプログラム」豊田啓介
http://wired.jp/2014/10/01/noiz-keisuke-toyoda/


豊田さんは、建築のプロセスにおいて既存と全く違うアプローチを実践している。
上の写真はとある建造物の設計図なのだが、

パーツに構造を分解し、どのように組み合わせるべきか?をプログラミングし、
構造の力学や熱量なども分析する事で『試作品を一切つくらず』こう作ればいい。という答えを導き出す。

要は、いくら試作品を(プログラム上で)作ろうがコストが一切変わらない。
無駄な資材を使わない。という手法

従来は建築デザイナがもっているアイデアをモデルにところどころダウングレードして実物に落とし込み、建築していた。
これからはデザイナがもっているアイデアを一切ダウングレードすることなくモデリングし、建築物にする

もちろん、こういった事が実現可能になるのはコンピューティング・モデリング技術の発展もあるが
カーボンナノチューブのような新素材が生まれてくれることで「アイデア通りの」実物が作ることができる

また、施工における建ぺい率の問題においても、作っていたものが意図せずBio-mimicry(生物模倣)な造形になることがある。科学を突き詰めると、違うベクトルからのアプローチに繋がることがある


※従来のまま四角なユニットを詰め込んでビルを建てるより、正六角形のユニットを積み上げる事で
実は同じ高さと建蔽率の建物に、より多くのユニットが格納でき、結果的に多くの部屋とインフラ設備を内包できる

(以降話変わって)

アマゾンの倉庫で動く全自動の仕分けロボット、砂丘で動き続ける砂、これらはひとつひとつはすごく単純な運動しかしていないのに全体のシステムとして凄く高度な事が起きている
(アマゾンの倉庫は精密にモノを仕分けし、砂丘では砂の集合体が波となって動き続ける)

この発想を、都市に置き換えると例えばパーソナルモビリティのような乗り物を【自分で運転】するのではなく
「会う人同士の信号を繋げて、勝手に会えるようにする(自動運転による移動)」となり
電車や車や飛行機は不要な部分も出てくる

更にこの発想を建築に置き換えると、単純な立方体を単純な動きで互いに結合するように指令を出す→全体を統合すると、「勝手に建築物が立っていく」という事も可能になる。
こういったアプローチに挑戦してます。

※追記:カンファレンス後の懇親会でこの豊田さんに
 「今までと全く違うアプローチでのプロジェクトを進めると、保守的な業界の人とどうやってうまくやるのかって、難しくないですか?」と質問したところ
「僕は元々安藤忠雄の事務所にいたので、周囲から「あいつはちゃんとしたとこの出自だから、それなりに話しを聞こう」という空気になるのでそれを利用している」との回答がありました。

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14:30 「アーバン・モビリティ、アーバン・デザイン」エリック・ハウェラー & Audi Urban Future Initiative

BOSWASHを中心にアメリカなどは発展しましたが、もう都市は夢の都じゃない部分もあります。
夢が悪夢になることもあるのです。

例えば2008年の金融危機の時には様々な資産が差し押さえられました、自然災害・老朽化による災害もあります
50年代、60年代に作られた建造物も、都市の繁栄の仕組みも既に老朽化しているのです。

ラストマイル、という考え方。移動のシステムにおいて車は所持するものではなくシェアする事もある、という考えに立つと

あなたが会社にいく、家を出てシェアカーに乗り、駅から電車に乗り、駅についてシェアカーにのる。必要なラストマイルを賄えればいい。という考えです。

※このスライドは、真ん中に見える赤い点の一つ一つがモビリティ(車)で、この大きな円がぐるぐると中華料理屋のテーブルのようにまわることでいろんな方向にいける(電車の分岐みたいな)
そして、赤い点である移動体は前進・バックをするだけ。と考えると

移動体は単純な動作をするだけ、複雑な位置変換は「インフラ(道路)」が行う
これを都市にバンドルすることで、自動運転する単純移動体によって交通システムが成立し、
日常で必要な移動はまかなえます。

こういった仕組みをボストンの南部に導入するという提案をしています。
街の一部にいわば駐車場のようなスペースを作り、そこを1つのハブとして繋ぐことで
さきほどプレゼンしたようなものが十分実現できます。
これは2030年という将来の話では無く、アクションが始まれば5年で可能でしょう

※サンフランシスコで試験中の自制建築システム。
1部屋単位の”ユニット”に苔(こけ)を絡ませ、その苔から必要なエネルギーを全てまかない
ロボットアームを制御する事で『勝手にユニットをくみ上げて建築物を創る』というシステム

最後に。
URBAN MOBILITY、URBAN DESIGNというテーマで話していましたが
色々なプロジェクトに関わっている現時点で、わたしが大事だと思っているのは
URBAN DESIGNのもっと根幹にある「なぜ、どのようにデザインする必要があるのか」を突き詰めると
「URBAN DESIRE(アーバンデザイア)」
→都市における、人々の”欲求や要望”、が大事。
 目新しくても面白くても、それが何かしらの欲求や要望に応えているかが大事なのではと思います。

※これでセッション終了

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[第三部] LIFEDESIGN 来るべき都市生活のデザイン
15:40 「北欧発! バイシクル・シティのつくりかた」イェンス・マーティン・スキブステッド

※本セッションのタイミングでPCのバッテリーが切れそうなため、電源を確保しに一時離脱をしその結果記録できた内容が他セッションに比べて薄いです。

なぜ、わたしが自転車というものに注目したアプローチを行っているか?
それは
都市においては自動車による大気汚染があり人体への悪影響がある。自転車にはその問題が無い。
急速に発展する途上国では交通渋滞の問題が頭を悩ませる。
自転車はこのあたりの問題に対していいアプローチになる気がしてる。
都市でどのように自転車を活用するか、という観点はまだまだ可能性がある

ただ、自転車という乗り物には色々問題もある。
例えば自動車はライフスタイルとかオーナーの嗜好とかがすぐにわかるけど、自転車の場合デザインやブランドが違っててもそれがなんなのか?が一部の自転車好き以外にはわからない。
→ってことは、自転車に乗る・興味を持つハードルって意外と高いんですよ。

あと、いい自転車って結構アスリート寄りだから複雑なパーツも多いしメンテナンスのための知識や手入れの手間もいる。こういう手間は現状の自動車には少ない。

だから、もっと自転車って複雑な形状じゃなくて簡潔な形態が必要だと思います

鍵になるなと思う技術は「パワーアシスト」です。
動力と快適さを生むために複雑なメカニカルが必要になるという点を、もっと機械で一部補助するようにすると実は自動車のいいとこどりのように簡潔さを出せると思い、取り組んでます。
そして、自動車と言うのはどうしても大量生産が必要なじものですが
自転車はまだまだ圧倒的に安く出来る。ファブリケーションという文化が浸透すれば個々にフィットした自転車はまだ作れると思います。

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16:20 「これはペンではない新しいウェアラブルが暮らしを変える」岸田茂晴
(ワコムのタブレットの話を通じて未来をどう見ていて、どういう要素技術なのか、とかだそうです)

大事にしているのは、クリエイティブに関わる人に最大限のツールを提供するということ
・インスピレーションを提供し続ける
・作っているモノ(ペン)を常に進化させていく

アイデアを形にする時に必須で一番身近な事、それは「書く」こと
社会的背景や時代が変わっても、紀元前の時代から人は「書いて」きた

書くために必要な要素
 ・ペン
 ・インク
 ・紙
ハードウェア的なものは揃ってきている。PC使って書く事はどんどん便利になっている。

インク、ここがなかなかイノベーションが起きていない
例えば紙に書いたものをデジタルで取り込む(写真)→文字情報が画像情報になっちゃうし、画像認識やOCRもいまは即時性がない

自分たちは「デジタルインク」という考え方をしている。インクに
認証ID、GPS、日時、書き順やスピードや筆圧。これらの情報を保持するインクと言う考え方

書いた筆跡を画像としてデータ保持するのではなくその軌跡をデジタルデータにすることで、送信先で「その書く行為」を完全に再現できる。これは動画という考えとも違う

例:動的署名認証
筆記動作の時系列情報から、本人を特定する
→従来は、筆跡鑑定ということで形状を判断するしかない。ってことは模倣ができる。
しかし、動的署名は「その署名が行われた際の書き順、筆跡、個々の箇所における筆圧、スピードを記録するので模倣はできない」
→これを遠隔会議に活かすと、まるでその場に全員居るかのように共通のスクリーンで会議をし、資料に追記をし続けるという事もでき、全てのデータを保存してあとから再現もできる
なんで、身に着けるウェアラブルってことじゃなくて、みんなが持ってる「書く」という技術を拡張するためのウェアラブルツールっていう考えをしてます。

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16:40 「カラダでつながる都市、東京」 イノベーションラボ 渡邊信彦

イノラボというものを運営してます。未来を早く創るために必要なプロトタイプと実証実験を行う目的があって、700以上のセッション、40の実証実験、事業化に至った7つのプロジェクト。

2020年の東京、その先の20年50年先の未来をITを通じて考えていきたい。というコンセプト

キーワードは「センサー」
例えば今のスマホはいろんなことをセンシング出来る。加速度、位置情報、なにに興味があって、持ち主が何をしているのか。

※ここからイノラボの取り組んでいる事例の紹介、「位置情報×興味関心の可視化×コネクト」 というアプローチの話が多い。
 知りたい方はイノラボのHPで。

要は「個人センサー」×「家庭内センサー」×「公共空間にあるセンサー」を繋いで色々便利&色々なことが予測できるよねの話(相当乱暴にまとめてます。)

(話し変わって)

HOVER BALLという、大きな施設と強いからだが無くても楽しめるスポーツ。
センシングデータを使い、ボール内にも技術を埋め込むことで効率的にスポーツが楽しめる
、とかね


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17:00 「未来のTOKYOへのヴィジョン」重松象平 × ビャルケ・インゲルス
(※2人とも建築家)

★前半は重松さんのプレゼンテーション

色々分析すると、不況の時によく未来が語られてる事がわかる。

※過去数年の”未来”に関するカンファレンスで語られたテーマを分析し、データビジュアライズしたもの
一方で、未来を語る事自体が形骸化しているともいえる。
いろんなカンファレンス、政府の試み、など。未来を語る事の意味自体が変容してきている

テクノロジーの進化が加速度になることで、未来を語る事もどんどん加速度的に意味が変わってきている

例えばウィリアムギブソンという作家は、以前は20年先・30年先のことを予測し本を書いていたが
直近3冊は「1年先」をテーマにしている。
これは未来を予測できなくなったということではなく
【現在】を語る事と【未来】を語ることがどんどん密接に近づき、【拮抗】してる事の表れでは?と考えている

もう、未来が現在を象るような状況にある。
例えば、アマゾンが特許を取った【注文前に商品を配送しはじめてしまう】というシステムの具現化は
もはや現在の何かが動いてから未来の形が変わるのではなく
「未来」が動き、それが【現在】を象る事にも近い

建築が効率とかを考えすぎると、つまらなくなる。
例えば「弁当」はだいたい形式がきまっていて(ごはんがあっておかずがあって、、、、)
それと同じやり方で建築物を創ると「どこに行っても変わらねーな」という風景になってしまう

もっと、ひとつひとつの機能(ホテルやカンファレンスルームや居住棟やカフェ、、、)をモジュールとして捉え、それを自由に組み合わせる必要がある。
弁当っぽく並べると、どこいっても同じ階層構造の建物になる。それって本当に機能的なんでしょうか


そういう意味でアベノハルカスや渋谷ヒカリエは正直に機能を積み上げて作っているので、すごく未来に対していいアプローチをしていると考えている。

シンガポールの国民全員を養う「スーパーファーム」という取り組みなど、
都市作りと農業をあわせた設計も行われている。都市や建築は必ずしも人工的なものだけではない

アマゾンは生鮮食料品を扱い始めた。そしてそれをUBERと組んでデリバリーするという試み。
食とモビリティは密接に関連していて、人の口まで届けなければならない。
そして、建物や衣料は割と均質化しているが、食はどちらかというと多様性があり、先のアマゾンの例などを見ても多様性に対応するという部分にまだまだ可能性がある

アメリカは建築。都市を考えるときに政府も含めて初期段階から「デザイン」を考慮しコンペを開催してたりする。
こういう考え方はもっと日本でも広まるべきだと思う

日本も、昔はフューチャリストによる未来予測や都市計画がたくさんあった。
それを高度経済成長の時だけやるんじゃなくて、未来を語るべき「不況」ないまに行うべき。

日本は、大昔からひとつのキーワードとして「終着駅」があった。
シルクロードとか、地理的に日本は終着駅になるわけなので
その状況にあるべき都市計画や機能が意識されるべきではないか

日本って、将来的に人口が減るけどそれでも2025年にまだ世界で一番の都市と予測されている。
そして近年ではサンパウロのほうがスゥエーデンよりGDPが大きい、といった感じで
「国よりも、都市のほうが規模が大きい」という事が珍しくない。

東京より規模の小さい「国」はたくさんある。

従来の考え方
国>都市>区画
これからの考え方
国<都市>区画
 →都市を考えることが最早国造りであると言える。

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ここから、ビャルケを交えたトークセッションに移行

○ビャルケの考える東京の面白さ
・世界で一番の都市ということもあるが、それよりもヒューマンスケール、ではないだろうか。
 密度が濃く、自由があり、人の可能性が大きい。
 例えば、中国とある都市は規模は大きくなっているが特定の人たちの犠牲がそれを支えていて、
 メガスケール(経済圏の大きさ)はあるけどヒューマンスケールは小さい気がしている。
 (ビャルケは東京よりもむしろ横浜のほうが社会インフラとヒューマンスケールのバランスがいいとほめてた)

○ビャルケは、最新の建築物が立ちすぎることで東京らしい【都市】が失われてると思います?
 東京で働いたことが無いからわからないけど、実は2年前に一度社員旅行でみんなで東京に滞在した。
 その時に感じたのは、京都の五重塔とか、小さい規模で行われる建築プロジェクト等、
 北欧のモダンさは無いけど歴史や情緒があり、その存在がゆるされてるな、とは感じました。

○重松:森ビルの中でこんなこと言うのもなんだけど、
 大きなビルをぼこぼこ建てて、アジアっぽい、極東っぽい多様性や猥雑性を都市から消してしまってる気もするんですよね。
 2020年のオリンピックに向けて、すごく新しいプレゼンテーションもないし(暗にザハが設計した国立競技場をdisってる話)

○都市計画とか建築って大規模なプロジェクトなんだけど、それってどういう風に困難さを乗り越えてる?
ビャルケ:欧州の人って、昔から大規模なスケールで考える癖付けが出来てる気がする。歴史的にも。だから東京にその文化が無いんだとしたら、意識してくべきだと思うよ

○ビャルケからみて【東京のここを活かせよ】みたいなの、ある?
→箸ってあるじゃん。
 あれって日本以外の国でも見るんだけど、中国とか韓国とかって金属製やプラスティック製の箸でしょ
 でも日本って木で作ってるよね。
 この話を日本人にすると「確かに」っていうんだけど

 こういう事も含めて「日本ってあそこが稀有で特徴的だよね」ってものってもっとたくさんあるんじゃないかな
 そういう、今も消えてない日本らしさ東京らしさを検証して都市計画や建築に活かす事が大事なんじゃないかな

○ビャルケの国の話。
 スカンジナビア半島って、社会主義で国がけん引したシステムなんだよね。
 税は稼ぎの3分の1とか徴収するけど、そのかわりあれもこれも国が補償し提供しますっていうインフラを構築した。だから個人で過ごす人生が色々と自由になりストレスフリーになる。
 社会主義的アプローチなのに個人がエンパワーメントされるって、興味深いよね

○ビャルケ:日本って、昔から小さい事に拘るなとは思っていたけど、逆にそれによって「細部のイノベーション」を起こすじゃん
あれってもっとマクロ視点で見ろ、って話もあるかもしれないけど、あれは日本の凄さと特徴なんじゃないかな
都市だから建築だからマクロで大規模じゃないとダメとは思わない。
マクロな部分が得意な都市(アメリカとか)と日本のミクロイノベーションが絡み合うとか、そういうやり方もありじゃん。

○クリエイティブの危険性
ビャルケ:クリエイティブとかイノベーションって、危険だと思う。いまどこいってもスマート○○って言ってるよね。全然クリエイティビティじゃない。
本当にクリエイティブなことは、あれを言えばオッケー、これにハメておこう、こうやって分類すれば大丈夫という事とは【真逆だろ】っていう。

都市って、難しく考えると「決まり」が必要になってくる。
あれをしてはいけない、これをやるならあそこのスペースで。など要は条例とか法とか。

でも自然界にはそんなものは無い。有機的なつながりの自然な流れがある意味ルール化する。

だから、自主性や有機的なものを許容する建築や都市計画をすることが
未来に対して【自然に近い】【快適な】都市計画ができるんじゃないかな(2人の発言を統合)

重松:シリコンバレーって都市と言うよりは、どっちかというと郊外にあって自然も豊か。
でも、ちゃんと機能的に繋がってるんです。だからイノベーションが起こるし再現性のある街になった。
だから、都市を作るというのは建物を建てて人がいっぱい収納されるところからスタートするんじゃなくて
機能的かどうか、ってことですよね。

ビャルケ:機能的であれば、人が行動するための【近さ】【密度】が担保される。
でもシリコンバレーもちゃんと都市計画考えないといけないフェーズだと思うよ

--(会場からの質問)建築・デザインのプロセスはボトムアップとトップダウン、どちらがいいとか、それぞれにどういう意見を持ってます?

ビャルケ:答えとしては、両方だと思います。シチュエーションに応じて両方が必要だし。
両方のやり方で進められる、ことが大事だと思います。
ただ、ボトムアップなものは結構アナーキーなものが含まれる傾向にある。
ってことはボトムアップでも進められるってことは「アナーキーな発想をゆるし、闊達に意見がでる」風土の形成が大事じゃないすかね
普通の状況をブレイクスルーする時にアナーキーな意見が許されない感じになった組織は結構つらいと思います。
建築家は、こういった複雑な状況をナビゲーションする意識が大事ですよ

--(会場からの質問)未来の都市の話をすると、大体車って排除される対象っぽく言われてるじゃないですか。車と未来の都市って仲良くできると思います?

ビャルケ:大きく変わる、ということだけは確かでしょうね。わたしは10年以内に故郷のデンマークでハンドルを誰も握って無くて自動運転で車が走っている、という賭けをしてます。
ばかばかしい発想と思えるかもしれませんが、ここ10年でこういった事も含めた「車に関するイノベーション」が起こると確信しています。

重松:未来やイノベーションっていうとき、どうしても現状の「なにか」が標的になってしまうという事はありますね。
でも車が必ずそれに当たるとは思ってません。関わる方の挑戦が、未来を創ると思います。



以上。ここまででカンファレンス終了

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相当期待値高く参加したイベントだったのですが、それを上回るくらい内容が濃く、また刺激的で特にケヴィンケリーの「未来に向けて決して悲観的にならない」「都市と言う存在を肯定し、楽しみ、活用している」という点など、なんと表現していいかわからないのですが

ぼんやり色々思ってる事、間違ってないぞって励まされた気がしました。

懇親会では、豊田さんやワコムの方とお話ししたり、久しぶりにWIRED編集部の方にご挨拶したりもできました。

このクソ長いメモ書きを、一瞬noteとかで有料販売してみるのも面白いんじゃないかとも思ったのですが
そんなことよりも、とにかくオープンにしてこんな稚拙な走り書きメモからでも
1人でも多くの人がインスパイアされたら嬉しいな、と思い

ここに公開させて頂きます。

(こんなに全部オープンにしたら主催者の人から怒られないかなーとか実はビビってる部分もあるんですが、とりあえずブログとかSNSとかに転載禁止とか言われてないし、ハッシュタグも当日盛り上がってたのでまあ大丈夫かな?とか思ってます)


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