2011/01/26

とある国の話、もしかしたらみなさんも知っている、ある国



人口は2011年1月現在、約5億人

メインの公用語は英語、但しほかの言語も飛び交う

今まで独自の通貨を持っていませんでしたが
ついにこの国特有の通貨を制定する事になりました。

この国では既に色々な商売が行われていますが
今後は通貨の統一にあわせて、事業主に対して30%の税率を制定しました。

このニュースは、昨日発表され
この国で事業を行う企業を中心に、世界を駆け巡りました。

僕はこのニュースについて、友人とTwitterで2往復程度の意見交換をしました。

彼は『30%という税率』『他の通貨流通を一切許さない』という点について
非常に残念だという意見を、僕に話してくれました。

また、今回の税率によって
事業主側が自らの利益を守るため、実質の値上げを行うのではないか?
という点も指摘していました。

僕は『ほぼ大枠で同意見だよ』という返答をしつつ
ひとつの国だから、それもしょうがない。
そこに暮らす国民や、事業を行う企業にとって
そこで生活する上では、ありとあらゆる決定に従いつつも
意見を言う自由もあるからね、と付け足しました。


このブログを読んでいる皆様は


この国の事をご存知でしょうか?


詳しい事は知らなくても


恐らく、名前くらいは聞いた事があるかもしれません


最近、やたらと色んなメディアで取り上げられていますから。


その名はFacebook


僕が友人と意見を交わした、統一貨幣と税率のニュースはこちら。
Facebook、ゲームデベロッパーに独自仮想通貨Facebook Creditsの利用を義務付けへ


所詮webサービス、ですが

そこに数億人と言わずとも数千万人が暮らし

独自のルール(法律)の元で自由にコミュニケーションし

事業を立ち上げ、商売を行えば
莫大な収益をあげる可能性もある

ちなみに、この国で最も大きな企業は、zyngaという名前だそうです

何でも、国民に様々なゲームを提供/販売し
そのゲームは、人と人とのコミュニケーションの種にもなっているそうです

そういえば、僕もこの企業が提供する
cityvilleというゲーム、最近ハマって遊んでいます。
僕も、日本人国籍を持ちつつも
半年ほど前からこの国の国民です。

実際の世界の上に、というか
そこと平行したパラレルワールドのような場所に

もう一つの国や地域を持つ可能性がある

それが、ソーシャルサービス

と、自然と僕は考えています。

そうすることで

いろいろと見えてくるものがあります。

僕は争いごとがあまり好きでは無い性格なので

できればこの国や、隣接する国同士が

銃を持ったり、血を流したりしないといいなあ、なんて事を


このブログを、昼休憩時の気分転換のために書きながら


ぼんやりと、思いました。