2011/03/20

日本に帰ってきました

3/11に、成田空港で地震に遭遇し、空港内で20時間足留めされ

まだ余震が頻発し、空港内に寝袋で床に寝る人達を縫うようにしてチェックインカウンターに行き

奇跡的にとれた振替便で出発

被災地の状況も、都内の停電も、原発の様子もよくわからないまま過ごした
アメリカ、テキサス州オースティンでの1週間を経て

19日(土)午後3時、無事に帰国しました。


成田空港での出来事や、アメリカで感じた事、考えたこと、出会った人達のこと、については

往復の機内で書き溜めた、とんでもない文字数の下書きがあるので
それをまとめて、後日エントリーしようと思います。

とりあえず、

成田空港が、正常通り動いている風景にまず、感無量でした。

あの日みた、
ロビー内が大きく揺れて、サインボードが音をたてて揺れて、天井から物凄い量のホコリが落ちてきて視界が霞み
あまりの揺れに外国人旅客がその場にへたり込んで動けなくなり
エスカレーターが停止、一晩開けても空港中の床に寝袋で夜を明かした人達が疲れきった表情で座っている

そんな空港の風景が、すっかり日本の玄関としての風格と落ち着きを取り戻していた事

都内が、少し騒々しさが無くて薄暗い場所があったけど
みんな普通にいつも通り、やっていた事

久しぶりの日本での夜は、アメリカに比べると寒くて
でも、とても静かで穏やかで
びっくりするくらい月が綺麗だったこと。

とりあえず10時間爆睡して、やっぱ日本もいいねえと
普通に思えることの喜び。


さて、やりますか皆さん。

いつまでも不謹慎とか自粛とか、中途半端に周りに気を遣うような真似してないでさ
電力消費は少なめに、被災地で頑張ってる人達への祈りと尊敬の念だけ忘れずに。

がんがん仕事してがんがん消費して、経済ぶん回して行きましょう

アメリカで食ったテキサスビーフってさ、

日本で食う牛肉なんかと違って、全然硬いの。
それをさー、何百グラムも噛みちぎって、肉汁と血を滴らせて食ってるとさ
肉食だとか、サヴァイヴしてくことの意味や、欲求がどんどん目覚めるのよね

サシが沢山入った、柔らかくて美味しい牛肉も嫌いじゃないけど
あんまし口当たりのいいもんばっか食ってるとよくねえなーと。

せっかく東京でさ、ある程度日常が支障なくおくれる立場にあるんだったら
もう、『いつも通り』を、ちょっとだけ『いつも以上に』やったらいいと思うわけ

さてー頑張りますかー