2011/06/07

WWDCで感じた『ベースラインがこっそり変わる』という事について

先日のWWDCで、おおよそ事前情報通りだったとはいえ
いくつかの発表がありました。

iOS5
iCloud
itunesのユーザー同士のシェア
などなど

まあその辺の詳細はTech系ニュースメディアや、ブログにわかりやすくまとめている方がいらっしゃるので
今更ぼくがそこについて話すってのもアレですね
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/06/07/wwdc1/
とりあえずマイコミジャーナルさんの記事貼っておきます。

で、僕自身はスマホ向けアプリの会社で働いてますから
どーしてもiOS関連の話題が気になるわけで(今回それメインとも言えましたし)

とりあえず全体把握した時に、僕の脳裏にすぐ浮かんだのが
今回のブログのタイトルです。

ぼくは、バンドで楽器を弾いてまして、担当楽器はベースなんですけど
ベースって、リズム楽器とも言えるしメロディ楽器とも言える独特のものなのですが

例えば曲のなかで、ボーカルが突然高音に切り替わったり
ギターの弾いてるフレーズが切り替わったり
ドラムの叩いているリズムが変わったりすると、

特に音楽について専門の知識が無い人でも
『あ、変わった』ってわかると思うんです。


けど、ベースってそこが結構地味でして。
耳で聞き取り辛い音域でちょっとパターンを変えても
通(つう)な人達は『おっ!?』となるんですけど

たぶん普通の方は『何も気がつかない』か
『何か変わってるんだけど何だかはよくわからない』
というのが正直なところだと思います。

今回Appleが発表した新サービスってのは
本格稼働は今年の秋からですし

わかりやすく『こういう機能がつきました』ってモノ以外は
※今回で言うとカメラの起動とかね
『導入した日からあなたの生活がこんな風に変わるぞ!どーーん!(笑うセールスマン風)』

ってものではないんですけど

今後のモバイルというか、スマートフォンというか
大げさに言うとデジタル機器を使ってユーザーがどんな風に

当たり前の日常を過ごすか、っていう
『未来の【ベースライン】を変えにきやがったなこれ』
って感じました。

まあ、とはいえ
ステージ上に立っている演奏者も

周りの他の演奏者や、観客の反応をみて
『こういう風に弾こうと思ったけど、やっぱこうしよう』みたいなのがかなーり変わるので
(※特にジャズとか、構成がかっちり決まっていないジャンルは)

ぼくがいま感じているものも
意外とその通りにはならないぞってのもあるし

その【予想外】が楽しみだったりするのですが。

何が書きたいか、意図的にぼんやりさせているので
非常にグズついたエントリーですが

まあ個人的な備忘録的に。

※一番悲惨なのは、演ってる曲がウケなくて
結局聴衆の耳や心に残らないことなんですけど
この例え、色んな意味で洒落にならないからもうやめるw