2013/05/01

最近話題の『オープンイノベーション』の事例や定義を自分なりにまとめてみる。(その1)


※自分用のメモも兼ねてますので、広義における定義や解釈に偏りがあるかもしれませんがご容赦ください。
※というか、まだ僕自身理解が浅いのでこのブログを読んで深い所を教えて頂ける方がいたら是非ご指摘頂きたいです。


そもそも『イノベーション』って単語自体は、IT業界且つベンチャー企業で働いてたりすれば頻繁に飛び交うイメージがありますが

そもそもの定義ってなんだろね、と

イノベーション --wikipedia
"物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。一般には新しい技術の発明と誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化を齎す自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す。"
なるほど。
ちなみに上記のイノベーション=『技術の発明』というイメージは、
1958年に『イノベーション=技術革新』って訳されたからという説があるらしく

実際には、
・切り口や活用法に新しさがあるか
・社会的に大きな変化、変革と言えるか
が大事。

で。
肝心の『オープンイノベーション』の定義について
自社技術だけでなく他社が持つ技術やアイデアを組み合わせて、革新的な商品やビジネスモデルを生み出すこと。 自社の研究開発力だけに頼るやり方と対比される。
 外部の開発力を活用したり、知的財産権を他社に使用させたりすることで革新的なビジネスモデルなどを生み出し利益を得る考え方。ハーバード・ビジネス・スクールのヘンリー・チェスブロウ助教授が提唱。 社内だけで研究開発を完結するクローズドイノベーションの対義語。
知っておきたいIT経営用語 - オープンイノベーション とは:ITpro

そもそもなんでこんな考え方が出てきたかというと
1)技術の発達で、変化が激しくサイクルが速くなった
 自社だけで研究/開発を進めたのではついていけない、技術を持つ企業と組んだ方がいい
2)研究・開発したけど、自社事業(製品)には活用できそうにない。
 もしくは自社の事業にするより外部と組んだ方が最大限の効果を得られる

単純に上記1)と2)が組むと相性が良かったりする。
もっというと1)の企業と2)の企業が自力でベストなパートナーと出会える可能性は低いので仲介役がいたりもする。(技術マッチング)

もっと言うと、技術の研究開発をしている企業が、もっと小さいベンチャーなんだけど技術力が高いところと組んで、研究開発を促進するパターンもある。
※小さな、でも技術力ある企業に資金やリソースを提供する。

で、こういう企業間提携(これもオープンイノベーション?)の事例でよく出てくるのが
『P&G(プロクター&ギャンブル)』でこんなサイトもあったりする↓

ちなみに、個人的にこれは『共同開発』の事例で『オープンイノベーション』とは違うんじゃないか?と思いつつ
そもそもその2つの違いって何だろうと思ったのが、有名なこれ↓
東レは共同開発とか自社技術を社外に出して行く方向性に舵を切ってるので
それ自体はオープンイノベーションの流れのひとつだなーという。

だめだ。つらつら書いて来たけどこれ1回の投稿にまとめきれない。
産学連携とか産官学連携とか、そういうところも押さえたりするともう一回頭の中を整理して『その2』をまとめなければならん。

てことで今日はここまで。
(その2、書かずじまいで終わらないように気をつけよう。。。)