今日は、ぼくがいま活動しているバンドについて書きつつ
『普段あまり使わない知覚でのコミュニケーションの話』の
二部構成のうちの第一部をお届けします
昨年の5月、僕はTOKYO M.A.P.Sというイベントを観に行き
そのまま帰ってきてこんな文章を書きました
この時、僕のベースは埃を被った状態で、昔の音楽仲間とも十年近く音信不通。
25歳で『仕事としての音楽』を100%辞め、かなりの年月が経ち
その間、夏フェスやライブは何度も行きましたが
それに感化されて『自分でもまたバンドをやろう』とは不思議と思いませんでした。
上記のブログを書いて二週間後、Twitter上でのやりとりが発端になり
もしかしたら、当時の僕は近い未来に起こる何かを察知したのかもしれません
あるいは、文章に書き明示する事でその『何か』を引き寄せたのかもしれません
今だから正直に言えるのですが、最初のスタジオに入るまで
僕は凄く緊張していました。
初めて合わせるメンバーだから、というのもありましたが
それ以上に重要なポイントが。
それは、バンドでの会話というのはいわゆる『言語』を介さずに行われるという点。
しかも、よく言われる『アイコンタクト』というものも
実はほとんど無かったりします。
※もちろん、キメの部分やパートチェンジところで自然と互いを見合う事はよくありますけど
※もちろん、キメの部分やパートチェンジところで自然と互いを見合う事はよくありますけど
要は【視覚】及び【言語】という日常生活で人が最も依存しているであろう2つの感覚が
実は音楽ではあまり使われていないのです。
(※あくまで独自理論です)
よほど譜面通りにかっちり弾くようなスタイルを取らない場合
ほとんどは演奏者同士の『呼吸』によって曲が進行して行きます。
(※曲演奏前のやりとり、たとえばこんな感じ※)
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じゃあ…えーっとテーマを2回繰り返して、Aパート2回やって
その後は一人ずつソロ回して行きましょか。
Saxゴウスケさんから入って…トランペット、ピアノ…ギターの順で。
最後ギターのヤマトさんソロ終わりでテーマ戻って、
2回繰り返して最後8小節目の4拍目で『ジャッ!』と切って終わりましょか
ソロは…最初はとりあえずひと回しずつで。
テンポは…(足を踏み鳴らす音)これくらい?
(普通に4カウントから入ります?)
いや、ドラムがリズム刻んでいるところに適当に入ってく感じで
(はーい、んじゃいきまーす)
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はじめてスタジオであわせる曲でも
演奏前の口頭での確認ってたぶんこれくらい。
あとはよっぽど崩れた時以外は曲止めずに。
バンド組んだ事がある人なら、わかると思いますけど
この程度のコミュニケーションで『あとは演奏しながら』って合わせられるのは
この程度のコミュニケーションで『あとは演奏しながら』って合わせられるのは
かなりスムーズな状態なんですよね
音楽における『レベルの高い/低い』っていうのは
実は『どれだけ難しいフレーズが弾ける(吹ける/叩ける)のか』ではなくて
『演奏しながらの会話』がどれだけ出来るのか、というか相性が合うのか?
に掛かっていると僕は考えています
特に、僕は担当楽器がベースですから
とにかく『ドラムの人』との会話の相性が凄く大事なんです。
実際の会話でも
『全然あいつ悪いやつじゃないし、気も利くし、配慮のある発言もできる、
頭の回転も速いし、趣味も会うはずなんだけど、、、
なんか会話が噛み合ないというか。。。』
っていう人、いませんか?
世の中、やっぱりベースとドラムが一番人口比率が少ないので
『相性のいいドラム』と組む機会があるかどうか?
って、ベーシストにとって凄く重要な出来事なんです。
実際、若い頃に相性のいいドラム(しかも自分より上手い)と出会えた人って
そのあと急速に上達するんですよね
ええーとですね。
いつもどおりだらだらとした文章ですが(苦笑
一体今回のブログはなにを書いているかというと
一体今回のブログはなにを書いているかというと
いま組んでいるバンドは、以上挙げた点において非常に僕以外のメンバーが素晴らしくて。
特にドラムのカワムラヨシヒロくんとの出会いは非常に大きかった、という事
っていう話を、本日2月7日はそのカワムラヨシヒロさん28回目の誕生日という事でw
前から『ブログにバンドの事を書こう』と思っていたついでにw
書き記してみましたよー。っと
………べ、べつに…誕生日迎えてもまだあと2年も20代だなんて…
ぜんぜん……うらやましく…な…ないんだからねっ///
>バンドの皆様
これからも、ふつつかものですがよろしくお願いします
ライブやりたいっすね。
ライブやりたいっすね。