2011/10/12

なつやすみをもらってます。

ブログに書く気はなかったんだけど、まあ脳内すっきりさせるつもりで。

いま、長野県軽井沢にいます。
12日〜14日まで、ちょっと遅いですが夏休みを頂いてまして。

週末とあわせりゃ5連休なんですが
嫁も休みをあわせて、2人できました。

ただあのー、観光やショッピング目的で来たというより。
半分は、個人合宿のような気分なんですね。
普段会社で出来ない、諸々の整理のために。

最初に行き場所考えたとき、なんとなく『山あいの、静かなところで色々頭すっきりさせて戦略練りたいなー』と思って。
んで、なんかいい感じの宿が見つかったので、軽井沢。

紅葉、予想以上にいい感じですよ。
なんかあの、むかーしの作家さんが集中して文章書く為に避暑地の旅館に籠る、みたいなのあるじゃないですか
あれっぽい事をしたかったのです。

で、賞味3日間(東京戻って週末入れると5日間か)
何をこそこそと準備しているかっていうと

まあ、それはまだ言える状態になく。

とはいえ、社内の人なら『ああ多分あれやってんだろうな』ってわかるだろうし
まあその予想通りですよ。
社外の人には皆目検討つかないだろうし口が裂けても言えないし。
って感じで。

チームの皆さんには色々迷惑かける部分もありますが、
それなりの成果持って帰るつもりではあるのでよろしくおねがいします。

久々に井口さんの結構熱の入った資料も共有してもらって
さっき読み終わったとこ。いやー見えてきましたよちょっとづつ。


しかしあれよねー、社内の一部の人にしかわからんだろうけど
1ヶ月前から日程決めてた休みだったけど
まさかこのタイミングになるとはね。いや途中から狙ったんだけどさw

つうことで、事情を知らない人にはなんじゃこりゃ?な
書いてる僕だけがすっきりするエントリーでした。

明日は、その辺の林道をノートと本一冊とMBAもってうろうろして
いろいろ考えを巡らしてみようかと。

では。

2011/08/22

腐女子・バツイチ・アニメおたくな女性と、七夕に結婚しました。

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※相変わらず、だらだらと長文ですいません。
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え?いまさら?というネタなんですが。

既に、前職の人たちに飲み会で祝福されたり、
Twitter上で報告したり祝福コメントもらったり
Facebookで交際ステータスを変えたら、ちょっと引くくらい膨大な『いいね!』つけられたり。

そもそも1ヶ月以上前の話なんですが、
改めまして。

先日、2011年7月7日
七夕のお昼過ぎ、区役所に婚姻届を提出&受理されて
このたび、入籍致しました。

出会ったのが昨年の11月、付き合い始めたのが今年1月なので、
世間的に言うとスピード婚てーやつっすね

お相手は、一般の方なのでここではあまり詳細控えますが…


……………………


とか、いってみても。

Twitter上ではお互いダダ漏れ過ぎなくらいに公表してますし

入籍したときに2人して顔出して、婚姻届をもった写真をツイートして
これまた引くくらいにリツイートされまくって。

『今さら隠すもなにもねえだろお前wwww』

という声も聞こえてきそうですが。

■嫁の話
嫁は、ブログタイトルにもつけたとおり腐女子でアニオタです。
ちなみに僕は、アニメをはじめとした一切のオタク趣味に興味がありません。

むしろ、男の子なら誰しも小さい頃に熱中した
ビックリマンシールだとか、ミニ四駆だとか、キン肉マン消しゴムだとか、ポケモンスタンプラリーだとか
そういうものに一切興味を示さない子供でして。世代を超えて確実にあるはずの『収集癖』というものが結局大人になっても芽生えず。

個人的に、自分はオタクの対極にいると思っています。
オタクって、根底にあるのは収集癖だなって思ってるので。


だから、たまに嫁が何を喋っているのか、何の動画をニコニコ動画で見ているのか
わからなかったりすることも。


以下、僕が最初聞いて意味がわからなかった(恐らくオタク・腐女子)言葉一覧
※本当はもっといっぱいあるんだけど、思いつく限り。

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『タイバニ』『あの花』
(※アニメのタイトルらしい、凄く人気があるらしいです)

『モグラ』
(※DJイベントの名前らしい、アニメソングがいっぱい流れるそうです)

『カップリング』
(※シングル曲の抱き合わせの事ではありません、男と男のカップルを妄想するらしい)

『攻め、受け、誘い受け』
(※なんか最後のとか、将棋の高度な戦術名っぽいけどこれも腐女子用語らしい)

『マミられる』
(※顔が食べられちゃう事を指すようです。ジョナサンに行く事をジョナるっていう若者のようなもんか)

『薄い本』
(※同人誌のことだそうです。どんくらい薄いんですかね。R25くらい?)
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他にもなんかいっぱいあるし、興味本位で質問するとやたら張り切って説明しようとするから
逆に僕が止めたりして、実はあんまし覚えてない。


で、じゃあそんな濃〜い趣味を持つ人を嫁にもらってしまい
僕が一転して、そういうオタク趣味に目覚めた!かと言うと

これがもうぜんっぜんそんな事もなく。

元々、僕と嫁は年齢が近い事、昔ハマった音楽のジャンルとかが似てて
(いわゆる90年代カルチャー、渋谷系とかスタジオボイスとかね)
そういう90年代サブカル界隈で話が盛り上がって意気投合、ってのが入り口なので

嫁の腐女子アニオタ趣味は、特に気にしてません。

彼女も、僕がいるIT業界とかあんまりわからないようですし
そこはお互い不可侵って感じで、毎日楽しくやってます。

ただ、小さい頃にジャンプで連載してた聖闘士星矢が腐女子ホイホイなアニメだと聞いたときは『人の感受性って色々あるんだな。これも多様性ってやつか』としみじみ感じましたが。
(※氷河と一輝の組み合わせが人気らしくて、しかも強気そうな一輝が受け(攻められ役)なんだとか。なんかもうよくわかんないですよね、書いてる僕もよくわかってません)


--ある日の会話--
俺『ねえねえ、コミケってたしか今週末なんでしょ?凄い盛り上がるんでしょ?いかなくていいの?』
嫁『うーん、最近のはあまり追っかけてないからよくわかんないんだよねー』
俺『ああー、なんかわかる。俺が最近フジロックとか野外フェスにいかなくなったような感じだ』
嫁『……まあ、そんな感じかな。。。野外フェスとコミケの間にもの凄い溝を感じるけどね……』

ほら。平和な新婚家庭によくある会話でしょ。

他にも。
ぼくが仕事終わって家に帰ってくると、台所で晩ご飯を作っている嫁がいてですね
これまた『幸せそうな新婚家庭』な1シーンって感じですが。
そばに置いてあるiPadからがんがんアニソンメドレーが流れてたり
(しかもその曲も聴いた事がない)

クローゼットの中に、なにやらメイド服のコスプレが入ってたりしますが

まあ普通の新婚家庭ですよ。


どうしましょうかね。ゆくゆく子供が出来たときとか
普通なら胎教でモーツァルト聞かせたり。
ぼくだったら、ジャズ/フュージョンが好きなんでウェザーリポートとかチックコリアとかもしくはハウス方面好きなんでレイハラカミとかjazztronikとか
あー、でもAORもいいな。スティーリーダンやドナルドフェイゲンなんかも聞かせたいなあなんて思いつつ


実際問題、嫁の趣味を考えると
どう考えてもアニメソング中心になるのは避けられそうにありません。


そろそろ、嫁の腐女子オタクネタも尽きてきたので
本当にこのエントリーで書きたかった事を。


■なんで、結婚したか?って話

僕は、身近な友人とかは既に知ってる話ですが
元々、結婚願望が無かったんですね。

無かった、というよりマイナス100%と言い切ってもよかった。

なんで結婚願望が無かったのか?については、
まあ色々あるしたいした理由でもないので割愛しますけど。

結婚願望がマイナス100%だった男が、一転結婚を決意した理由。

このタイミングなんで『震災婚?』とよく言われます。
はい、それも間違ってなくは無いんですけど
ちょっと微妙に違ってですね

以前、ブログにアップしたこれ↓
あとこの辺り↓

震災の時、ぼくは成田空港に居ました、空港に20時間閉じ込められて
まだ余震も続いてるしどうなるかわからない状況で
嫁(※当時は彼女)を日本に残してアメリカに飛んで、
1週間、仕事で滞在しながら日本の様子を気にかけて。

たまに電話やツイッターのDMでやりとりして。
お互い、その1週間を使って冷静に今後の事を考えられたのが一番大きかったのかな、と思います。
これを震災婚と呼ぶのかどうか知りませんが、当の本人はどっちでもいいです別に。


成田空港で閉じ込められてた時は、本当にアメリカ行けるかどうかわからなかったんで
会社から『行くな!アメリカ行きは中止だ!』って命令でるかも知れなかったし
振替便が飛ばないから泣く泣く断念、って可能性も充分あり得た。


あそこで、アメリカ行きを断念して都内に戻って
余震が続いて停電するかも?って状況の中で、お互い一緒に居れたら
気持ち的には心強かったかもしれないけど、その後の展開は違ったかもしれないんですよね。


あのー、震災がきっかけで結婚したり寄りを戻したりする夫婦・カップルがいる一方で
震災がきっかけで別れた夫婦やカップルも多いらしいじゃないですか

ぼく、後者の気持ちが凄くわかるんです。
普段取り繕って互いにうやむやにしていた領域が、震災という強烈な体験によって剥き出しになって
結果『あ、この人じゃないや』っていう。


あの時、嫁が『余震も恐くて心細い、一緒に居たいからアメリカ行きを断念して戻って来て欲しい』
って、言わなかった事が
いま思うと、結婚しようと思った大きな理由の一つ。と思ってます。

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とはいえ、帰国して速攻プロポーズしたわけでも無く
(もう、時差ぼけが酷過ぎて帰国後3日間くらい寝てばっかりいたんでw)

ちょっと落ち着いた所で、普通の世間話っぽく
『結婚しようかー?』みたいな。
『来週の土曜日映画でも見に行こっかー?』くらいの感じで僕から切り出しました。

で、
■七夕入籍にした理由。
第一条件は『覚えやすい日にしよう』って考えて
でも、嫁の誕生日は3月15日で既に過ぎちゃってるし
僕の誕生日は8月7日でけっこー先になっちゃうし
(※4月中旬頃だったので)

ゾロ目だと覚えやすいなーと思ったけど、5月5日だと間に合わないんですよ
互いの両親への挨拶とか。
踏まなきゃ行けない手順ってやつが。

6月6日じゃー不吉じゃないですか。悪魔の数字が並ぶんで。

お、次のゾロ目は7月7日だ。七夕じゃん。覚えやすいじゃん
織姫と彦星とか言っちゃったりしてなーwww
そんな感じ。

ただね、何が一番恥ずかしかったって
区役所にね、6月下旬あたりに婚姻届用紙を取りに行ったんですよ。

そしたら受付のおばちゃんに『入籍はいつをお考えで?』って聞かれて
『七夕です』って言うのもちょっとアレだったので
『んー、、まあ7月前半辺りにー』なんて言葉を濁したら


『そうですかー、あのね、もし7月7日で七夕入籍をお考えでしたら、例年もの凄く混み合いますのでね、夜ギリギリに来られるのは避けて、お早めにお越し下さいね』


ヘ(゚◇、゚)ノ!!!!


ヘ(゚◇、゚)ノバレてる!!!!


ヘ(゚◇、゚)ノってか、みんな同じ事考えている!!!


ヘ(゚◇、゚)ノベタ過ぎる!七夕入籍ってベタすぎるらしいぞ!!!!


…………ヘ(゚◇、゚)ノま…いいか……


そんな感じで、たぶんお互いあんまし所帯染みた感じにならず
まあ肩の力抜いてやっていけたらいいなーと思ってますんで

みなさま、今後とも色々とよろしくお願いします。
(※馴れ初めとか、もっと細かい事書こうかなと思ったけどいい加減文章くそ長いし、別に聞きたくもないかな?と思ったのでやめました。聞きたい人は直接飲み会とかで聞いて下さい)

新婚旅行は?披露宴は?とか色々聞かれてるんですが、年末年始あたりにやるつもりで
そこは普通の新婚っぽく色々話し合ってますんで
また、追々みなさまにご連絡すると思います。

そういえば、腐女子やバツイチの人の結婚って検索すると
不幸なのか反対されないのかとか結構ネガティブなワードがたくさん出てくるんだけど

とりあえずうちは両家の両親共に「本当にこんなのでいいですかー?すみませんー」とか言い合ってて、非常に和やかな顔合わせでしたし、普通に幸せに楽しく過ごしております。


2011/06/07

WWDCで感じた『ベースラインがこっそり変わる』という事について

先日のWWDCで、おおよそ事前情報通りだったとはいえ
いくつかの発表がありました。

iOS5
iCloud
itunesのユーザー同士のシェア
などなど

まあその辺の詳細はTech系ニュースメディアや、ブログにわかりやすくまとめている方がいらっしゃるので
今更ぼくがそこについて話すってのもアレですね
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/06/07/wwdc1/
とりあえずマイコミジャーナルさんの記事貼っておきます。

で、僕自身はスマホ向けアプリの会社で働いてますから
どーしてもiOS関連の話題が気になるわけで(今回それメインとも言えましたし)

とりあえず全体把握した時に、僕の脳裏にすぐ浮かんだのが
今回のブログのタイトルです。

ぼくは、バンドで楽器を弾いてまして、担当楽器はベースなんですけど
ベースって、リズム楽器とも言えるしメロディ楽器とも言える独特のものなのですが

例えば曲のなかで、ボーカルが突然高音に切り替わったり
ギターの弾いてるフレーズが切り替わったり
ドラムの叩いているリズムが変わったりすると、

特に音楽について専門の知識が無い人でも
『あ、変わった』ってわかると思うんです。


けど、ベースってそこが結構地味でして。
耳で聞き取り辛い音域でちょっとパターンを変えても
通(つう)な人達は『おっ!?』となるんですけど

たぶん普通の方は『何も気がつかない』か
『何か変わってるんだけど何だかはよくわからない』
というのが正直なところだと思います。

今回Appleが発表した新サービスってのは
本格稼働は今年の秋からですし

わかりやすく『こういう機能がつきました』ってモノ以外は
※今回で言うとカメラの起動とかね
『導入した日からあなたの生活がこんな風に変わるぞ!どーーん!(笑うセールスマン風)』

ってものではないんですけど

今後のモバイルというか、スマートフォンというか
大げさに言うとデジタル機器を使ってユーザーがどんな風に

当たり前の日常を過ごすか、っていう
『未来の【ベースライン】を変えにきやがったなこれ』
って感じました。

まあ、とはいえ
ステージ上に立っている演奏者も

周りの他の演奏者や、観客の反応をみて
『こういう風に弾こうと思ったけど、やっぱこうしよう』みたいなのがかなーり変わるので
(※特にジャズとか、構成がかっちり決まっていないジャンルは)

ぼくがいま感じているものも
意外とその通りにはならないぞってのもあるし

その【予想外】が楽しみだったりするのですが。

何が書きたいか、意図的にぼんやりさせているので
非常にグズついたエントリーですが

まあ個人的な備忘録的に。

※一番悲惨なのは、演ってる曲がウケなくて
結局聴衆の耳や心に残らないことなんですけど
この例え、色んな意味で洒落にならないからもうやめるw

2011/04/19

スタートアップと、年齢と、うちの親父の話


今日のエントリーを書くきっかけになったのはこの記事を読んだからです

無敵のスタートアップチームの構成とは?

ですが、冒頭からすいませんがいきなり話が飛びます。
うちの親父の話です。

うちの親父は今年72歳になるので、とっくに定年リタイヤしてるのですが
若い頃は『広告代理店営業マン一筋40年』の、
生粋の営業畑でして

いわゆる高度経済成長期の広告代理店ですから
テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、交通広告が主戦場。

よく小さい頃は協賛してるテレビ番組の収録を見学させてもらったり
都内を車で走っていると、『あのでかい看板広告はこの間俺がやった仕事なんだ』
なんて、自慢げに説明されたりしたものです。

で、そんな親父がですね
65歳になって定年退職、仕事一筋でゴルフ以外にまともな趣味も無く
はてさてどうすんのかなーと思ってたらですね

なんと、気の合う仲間と起業しやがったんですよww
65歳にして初めての起業、そして少人数体制のベンチャーw

何のビジネスかっつうと、それまで広告業界で培った人脈と営業力を武器にしてですね
小さな広告代理店を立ち上げたのですw

で、少人数だとすんごい小回り効くじゃないですか
あらゆるパイプから、広告枠を仕入れては、
がんがん新規クライアント開拓して、安く叩いて売るというw
(※業界用語で『叩く』とはディスカウントの事です)

『今回のコンペ相手は、○○(超大手代理店w)だから、あいつらに負けないスピードで価格交渉して、呑気に社内稟議回している間に、クライアントひっくり返してやるんだ!』
とか息巻いてるわけです。

しかもある日、俺にパソコンの使い方を教えろというわけです。
機械音痴で、無理だろーなーと思ってたんですが
メールだけとりあえず覚えさせたら

目の前で、持ってる限りの名刺の相手に向けて
どんどんアポ取りと広告枠提案のメール送り始めやがった

もうね、脱帽ですよ。
今はもう年とったんで、ゆっくり隠居してますけどね。

はい、そしていきなり本題突入ですが
これの話。

この記事の中では、
コーディング/プロダクト開発できる人
→ハッカー

ビジネスセンスがあり顧客/提携パートナーを引っ張って来れる人
→ハスラー

UI含め、人々に支持されるデザインが出来る人
→デザイナー

と定義し、スタートアップに必要なのは最小で最低限だけど
この3人さえいればOKだとしている。

逆に言えば、10人いようが50人いようが
この3人のどれかが欠けていれば成功の可能性は低いだろう、と暗に指摘している感じですかね。

で、僕はまずこの記事で書かれている事には
深く首を縦に振るくらい同意です。

ITベンチャーの端くれで10年近くメシ食っている身としては
この『最強のトライアングル』が結果を出して来た例をいくつも目の当たりにしてきたし

逆に、うまくいくかなー?と思っていたら3つのうちどれかが足りず、
もしくは途中で仲違い等で抜けてしまい
その後もの凄い勢いで失速した例も、見てきました。

根底に、自分たちが突き進むサービスや製品に対しての
統一したビジョンっていうか、『これがクールなんだ!』っていう確信とか
苦しい状況でも『やったる!』みたいな想いが無いと

優秀な3人が集まっても上手く行かない例もありますから。

この辺り、僕は音楽経験があるので
ものすごーく、バンド活動に近いんじゃないかなと、いつも思います。

優秀なソングライター、いい歌詞が書ける人、
自分の役割を弁えて徹する事のできる演奏者(ボーカル含む)
インディーズの場合、ここにレーベルや業界とうまくパイプが創れる人も必要だし

一見、バンドではなくユニットやソロで活動してるアーティストでも
実は、メンバーとしてクレジットされない領域に
必要不可欠な人物がいるパターンもあるし。

で、僕の周りでまだメジャーになっていなくて、
『かなりこれは、理想的なチームでやれてるのかな?』と感じるのが


先日、Teclosion2011で最優秀賞に輝き
まさに日本のスタートアップ2011年最大のホープである(笑・でも本当ですよ)

Wondershakeというサービスを創っている、鈴木くん。(Doubles9124)


僕が働く頓智ドットで、3月までインターンしてくれていた
まだ20代前半の男です。

あと、Grow!というクリエイター支援のソーシャルパトロンプラットフォームを先日ローンチした

彼は本人が『CCO』(チーフ・コネクティブ・オフィサー)って名乗るだけあって
前述の記事でいうところの、典型的『ハスラー』タイプ。

正直言うと、僕は『wondershake』も『Glow!』も
上記の2人以外のスタッフとは、面識が無いのですが

話す中で伝わってくるものは確実にあって、彼らが理想に近いチームで
ガツガツやれてるんだろうな、ってのは容易に想像つきます。

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さてここからちょっと話題が『年齢の話』に移行していきますよ
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前述の2人、そしていまや『世界で最も有名な』少人数スタートアップから
成功を収めた『facebook』のマーク・ザッカーバーグに共通するのが

年齢が若い。ってこと

IT業界は、歴史が浅いので他の業界に比べて若いのは当たり前ですが
facebookのザッカーバーグ含め、立ち上げ時全員20代前半なわけです。

僕が、フリーターとして極貧生活しながら社会の底辺を蠢いていた時代ですね
(どうでもいい)

で先日、フェイスブック 若き天才の野望を読み終わったのですが


僕が読後感として持ったのは、まず読んでいる間全身が震えてるわけです。
手に汗握ってるし、なんで震えていたかはよくわからないです。
西野カナは『会いたくて震えている』と自己分析出来ているわけで、
尊敬に値しますよね(適当)

で、自分の感想を一言にまとめようと思ってひねり出したのが
『悔しい』
だったわけです。

何が悔しかったのかなー?と5分程自己分析してみたんですが
まず『スピード感と妥協しない』感じが、負けてるなと。
あと、やはり人との出会いに恵まれていて、単純にラッキーではなく
彼らのパッションが運命を引き寄せた感がある。

で、同時にほっとした感情も湧いてきまして。
・読み終わった後に『悔しい』と思える自分でよかったな、と
・あと、悔しさの対象が『若さが羨ましい』でなくて良かったなと。

これ読み終わって悔しさの一片も湧いてこないとか、
その対象が『若いっていいな』という、時間軸なんてどうしようもないじゃん的
自分を楽に納得させるような所に着地させてたら、
俺けっこうやばいんじゃないかと。

僕は、コードが書けませんし、デザインについても
昔少しサイトのディレクターやった時に画像加工した事があるくらいで

前述3つのパターンにはめると、僕はハッカーにもデザイナーにもなれないので
もしスタートアップをやるとしたら、ハスラーしかないわけです。

っていうか、コード書けない&デザインできないの人は必然的に
ハスラーとしてどれだけ優秀なのか?が問われるわけで。

ここで、冒頭のうちの親父の話。
ま、うちの親父は別にIT企業にいたわけじゃないですし
代理店マンですから、プロダクトとかサービス創造側ではないのですが

もし、65を超えてもあの圧倒的バイタリティを持ったうちの親父が

この2011年に、俺と同い年で、IT業界に身を置いてたら
なんてことを妄想すると

たぶん、もんのすごい熱量をもった『ハスラー』タイプなんじゃねえかなーと
勝手に思ったわけで

僕自身の中に流れる『年齢って、別に関係ないよね?』という
恐らくうちの親父譲りのマインドも含め

頑張っていかなあかんなーと、
決意を新たにした感じです、はい。

2011/03/24

東日本大震災で成田空港に閉じ込められながら考えた事

このエントリーは、テキサス州オースティンで開催されていた、全米最大の音楽/映画/インタラクティブサービスの祭典
sxsw(サウスバイサウスウエスト)に、僕らがリリースしたばかりの新サービス『domo』をブース出展する為に

2011年の3月11日夕方5時発ヒューストン行きの便に乗ろうと、成田空港に居た時に遭遇した
あの地震の事(※東北地方太平洋沖地震/東日本大震災)について、色々と書きました。

ちなみに、その時同じ便に乗るべく成田空港で待ち合わせていたうちの広報も
当日の事を既にブログにまとめてます。
出張メモ:3月11日から12日
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集合は成田空港第一ビル南ウイングチェックインカウンター前に15時

僕と、広報の康、domoの責任者児玉、
そして今回僕らが参加する2つのパネルでモデレーターを快諾してくれたTechCrunchUSのセルカン•トトの4人

ちょうど集合時間直前に、旅行保険の手続きをAIUのカウンターでしている最中でした
用紙にサインしたあたりで、揺れが発生。

『かなりでかいな』と思いつつ、割と物事に動じないので身を屈めて振り返ってみると
僕以外には、その場にしゃがみこんで起き上がれない様子の外人三人組の姿だけ。
身の危険を感じて出口に向かって殺到する大勢の人達が見えました。

そんときの僕のツイートがこれ。

成田空港めっさ揺れたーヘ(゚◇、゚)ノ  



空港、看板落ちたり外に人が走り始めて軽くパニック。
わりと冷静だった。
書きかけの旅行保険申込書をさらさら書いて、まだ動揺してるカウンターのお姉さんに渡したりして。

ただ、その後広報の康さんと合流した直後に
二度目のかなり大きい余震襲来。
空港内のデカいサインボードが近くで無茶苦茶揺れて、正直怖かった。

空港は、たぶん天井に溜まっていたホコリが全部落ちて来たのか
軽いもやが掛かっていた。異様な光景。

このあと、全員空港内の安全確認ができるまで一時避難と言われた

成田空港、チェックイン手続き中断で全員外に避難することに。 http://yfrog.com/h7m4bpyj
外は晴れてて、せいぜい2時間程度フライトが延びる程度かな?とかのんびり考えていた

twitterで、どんどん各地の状況が報告されてきた。
テレビもなく電話も通じない空港の外で唯一の情報入手経路だった

震源地は東北らしい。火事?津波?マグニチュード8以上?え?え?

結局2時間の遅延フライトどころか、空港の外に3時間居た。
やっと1階のロビーに入れた頃、外は暗くなっていた。
都内の交通機関はマヒ、twitter上で知り合いがみんな徒歩で帰っているらしい。

すぐに、その日のほぼ全ての便が欠航した事を知らされた
そして僕はここではじめて【孤立した成田空港でいつ飛ぶかわからない飛行機を待つ】
というハードな状況を把握した(遅せえよw)

テレビなどが見れる方へ。成田空港内、情報が掴めず困ってます。もし国際センターの運行状況など流れたらリプライで提供頂けると助かります。

テンパってたのか、国際線を国際センターとか誤字ツイートしてた。

しかしどうする。確実に今日飛行機が飛ばない。どこに泊まるの?あれ?やばくね?
後日デマだとわかったけど、『滑走路に亀裂が入ってる』なんて話しも出ていた。

成田周辺在住もしくは実家のある方へ。国内線は全便欠航、恐らく国際線も無料で足止めくらってます。うちの社員3名(男2.女1)泊めて頂けるとありがたいです……

最悪、空港のロビーで雑魚寝も覚悟した。ぼくはキャンプとかに馴れてるので
一晩くらいならハードな状況なんてどうってことない。

それよりも気にかけたのはうちの広報。女性にこの状況はきつい。
精神的にもつらいだろうし。
あと、あまりに足止め期間が長いと現地に先入りしてるスタッフに迷惑がかかる。
現地で配るノベルティは、まだ僕らの荷物の中にある。
最悪これだけでも郵送で飛ばせないか?とか色々リサーチしてた。

あと、TL上で有益な情報を見つけたらとにかく公式RTしてた。
ぼくのフォロワーは平均と比べて多い。
少しでも有益な情報を提供出来るハブになれればという一心だった。

とはいえ、僕らもへたすりゃ空港のロビーに雑魚寝か?という状況のさなか

この後、奇跡的な流れが一気にくる。

広報の康が、偶然twitter上で昔の同僚が成田空港にいるところを突き止めた。
しかも歩いて10分程度のレストハウスで普通にごはん食べれているらしい。

合流して、ハヤシライスをもの凄い勢いで食べ尽くした。

腹は膨らんだけど、泊まるところはどうすれば。。。。。

お?

おお?

もしや。。。。

僕『すみませんあのー、こちらのレストハウスって部屋の空きあります?』

フロント『はい、1部屋3人様用であれば』

僕『(!!)あ、あの、そこに4人で泊めて頂けないでしょうか?ご存知かと思うのですが飛行機が飛ばなくなって明日までフライトが延びて……』

フロント『少々お待ち下さい…(中に引っ込んで上司(?)と相談)お待たせ致しました。こんな事態ですので、特別にお請けさせて頂きます。1泊15,300円ですがよろしいですか?』

うおーーーーーーーー!やったーーー!

我ながらなんと機転の利いたアクション。まさかこの事態の最中、ホテルの部屋で寝れる状況にこぎ着けるとは

ご報告。空港そばのレストハウス3人部屋に、今日特別って措置で4人泊まれることになりました。ほんとにありがとうございます
なんでお礼を述べてるかというと、ここに至るまで
何回も『誰か泊めてくれ』ツイート連発して、もの凄い量のRTとか
励ましの言葉を頂いていたからです。

無事、部屋にチェックインした直後

とにかく今なにが起きているのか知りたい一心で

なにげなくテレビのスイッチを入れました。

その瞬間、僕らの目に飛び込んで来たのは

東北の街が、見た事も無い迫力の津波にどんどん飲み込まれていく映像

まるでハリウッド映画のCGか何かかと見間違えるような

確実に、現実に、いま日本で起きている出来事を一瞬で理解しました。

空港から避難命令が出た直後、心配した親から電話があり
早々に家族全員の無事が確認出来て、
それ以降はとにかく渡米する事だけを考えていたのですが

ちょっと何とも言えない、気分になりました。
テレビはすぐ消しました。

会社からのメールを、やっと冷静にチェックする事ができました。

上司から、安否を確認するメールが届いていたのですが
その中にこんな一節がありました
----------------------------
まずは無事でいる事が先決なので、無理をしないように
何かあれば情報収集など全面的に支援します。

ただ、こういったタイミングですので
振替便の手配による渡米を、予定通り行うかどうかは
各人の判断に任せます。

日本に残る家族や知人が気にかかってしまう事もあると思います

各人で判断し、最悪キャンセルも致し方ないと思います
そして、各人の判断を決して周りの他の人に押し付けないで下さい
もちろん、渡米するということであれば最大限支援します
(※実際のメールの内容を、要約してます)
----------------------------

僕の答えは決まっている、渡米だ。それ以外に考えられない。

このメールの件を他の3人に伝え、意思確認した。

全員一致で、渡米するという結論に至った。


とにかく寝よう、明日早く起きて振替便の手配をするんだ

-----

起きた。ちょうど夜明けだ
これたぶん朝6時くらい。
余震もあって3時間くらいしか寝れなかった


成田空港では、無料チャーターバスがではじめました。エスカレーターも復旧。家族や知人の方が足止めされて心配された方にお伝え下さい。僕らは元気です。僕はこれからチェックインカウンターで振替便手配に向かいます

空港内は、ロビーで夜を明かした1万人の人達で
埋め尽くされていた
みんな寝袋にくるまって、起きている人達も顔は疲れきっていて

僕らは、その中を縫うようにチェックインカウンターに向かった。

各自の連係プレーで、昼1時の便が取れた。
ヒューストンまでは飛べる。その先オースティンまでの便は確保できてないけど
どうにかなる、どうにかしてやる。

喫煙所で一服しながら、ふと思った。
本当に、いま僕はアメリカに行くべきなのかな?
僕が日本に残って、出来る事なんて限られているけど
本当に、今アメリカに行く事にどんな意味があるのだろう?


こんな大変な時に日本を離れてアメリカへに渡って、日本のITサービスの凄さを全世界にぶつけてくる。なんて、正直複雑な気持ちです。ただ、


不謹慎かもしれ無いけどこういう時だからこそ、行きたい。アメリカにもこの日本の状況が伝わっている。彼らは災害時も冷静に行動する日本に驚嘆している、そしてたくさん祈ってくれている


SXSWで日本の僕らが大暴れすれば、世界中のTech系を中心としたメディアが取り上げてくれるはず。そのニュースで日本に明るい話題を持ち込みたい。戦災や阪神大震災から復興した日本が不死身だと、そしてたくさんの祈りをありがとう、と伝えてきます。

※これ、ツイートしてすぐに『やべー、ついなんか熱くなって、らしく無い事言っちゃったなー』ってちょっと後悔したんだけど、
もの凄い勢いでRTされたり応援メッセージが飛んで来たので、消すに消せなくなったんですw

地震発生から22時間後

本来のフライト予定時刻から、20時間後

僕らは、テキサス州オースティンに向けて出発しました。

この先の、現地での出来事はまた今度書きます。